2020/12/28 サイト名・サイトデザインをリニューアルしました。

【キャリカレ】産業心理カウンセラー講座の受講体験談・第1回

カウンセリングする女性心理系資格

私は2020年12月から、通信教育講座「資格のキャリカレ(キャリアカレッジジャパン)」の「産業心理カウンセラー資格講座」を受講しております。

第1回目の今回は、産業心理カウンセラー講座の特徴と、受講申し込み~添削課題第2回提出を終えた段階での感想を書かせて頂きました。

これから産業心理カウンセラーを目指す方はもちろん、キャリカレの通信講座に興味はあるものの、どの講座を選んで良いか迷っている方、学習の流れを知りたい方など、参考にして頂ければ幸いです。

【ご注意】

講座の学習内容や教材、キャンペーン等の内容は変わる可能性があります。最新の情報はキャリカレ公式ホームページをご確認ください。

スポンサーリンク

産業心理カウンセラーってどんな資格?

産業心理カウンセラー」とは、一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)の認定資格のひとつで、働く人の心のケアや、キャリア支援を行う専門家です。

キャリカレは他にも多くの心理系資格を取り扱っていますが、産業心理カウンセラーは「仕事の悩み」に特化した資格といえます。

メンタル不調に対する支援からキャリアカウンセリングまで、様々な悩みに寄り添いながら、働く人の心の健康を助けると共に、安定した企業経営をサポートするスペシャリストを目指します。

産業心理カウンセラー講座を受講した経緯

私はこれまでに、家庭の事情や会社の合併による人員整理等々、諸々の事情にて4度の転職を経験しております。

人も環境も異なる様々な企業・団体を渡り歩いた中で、円満に退職できた職場もありましたが、一部では上司・先輩からのパワハラや、労働環境・待遇の問題など、仕事上の様々な問題に悩まされていました。

そんな中で、自身の心の問題や働き方について考えるようになり、同時に、似たような悩みを抱える方々を何かしらの形でサポート出来たらと思うようになりました。

産業心理カウンセラーは、カウンセラーを目指す方に限らず、自身の心のケア職場全体のメンタルヘルス対策にも幅広く役立てられると思い、受講を決めました。

産業心理カウンセラー講座の教材・カリキュラム

メイン教材はテキストが4冊と、付属のDVDが4枚。

副教材として、自己分析に使える心理テスト「TEGⅡ」の検査用紙と、無料のカウンセリング実習サービス(任意)で使用するサポートブック、添削課題、学習ガイド等が付いて来ます。

標準学習期間は4ヵ月となっておりますが、テキスト自体はそれほどボリュームがなく、丸暗記するようなタイプの学習でもないので、その気になればもっと早く資格取得が可能です。

ただし、カウンセラーとしての基本的な姿勢や適切な対応を知るには、テキストを覚えることよりも「自分で考える」力が必要になりますので、急いで学習を進めるよりはじっくり考えながら、相談者に対して自分なりの受け答えができるようシミュレーションを繰り返すのが大切だと思います。

課題の提出目標日などを記した「チャレンジシート」も付いて来ますので、学習スケジュールを立てる際には、参考にすると良いですよ!

添削課題について

添削課題は全4回で、それぞれ講師の方から丁寧なコメント・アドバイス付きで添削が受けられます。

内容は単なる暗記問題ではなく、学習した内容をもとに相談者への適切な対応を自分で考える、記述式の問題などが多くあります。

テキストにある内容をそのまま書けばいいというものではないので、結構悩まされましたが、具体的にどういった受け答えをすれば良いのか自分で考えながら答えを出すというのは、とても勉強になりました。

講座の特徴とメリット・デメリット

【良い点】

  • テキストのボリュームは少なめ。教材というより読み物といった感じですらすら読める。
  • カウンセリングの具体的な事例を集めたDVDが付属しており、実際の相談者とのやりとりをイメージしやすい。
  • 短期間(標準4ヵ月)で資格取得が可能。
  • 資格試験は在宅受験が可能。
  • 任意のカウンセリング実習サービスを無料で受けられる。

私が特に良いと思ったのは、具体的な相談者との会話を集めた映像教材(DVD)と、無料で受けられるカウンセリング実習サービスです。

テキストだけではイメージしづらい実際のカウンセリングの様子や、相談者とのやりとりをシミュレーションするのに役立つと感じました。

学習を始めたばかりなので、カウンセリング実習の方はまだ受けていないのですが、たくさんの事例があって回答を考えるだけでも勉強になりそうです。
一通り学習が終わったら、ぜひ体験してみたいと思っております。

【いまいちな点】

  • テキストが白黒単色で文字ばかりのため見づらい。気になるところは適宜マーキングするなど、自分なりに覚えやすくする工夫が必要。
  • テキスト中に使用される統計データ等に、少々古いものが目立つ。
  • 映像教材がDVDのみなので、WEB上(受講生ページ)で動画が見られれば尚良い。

キャリカレのテキストは、講座によってカラーだったり白黒だったり、ページ数も多かったり少なかったり、かなりばらつきがあります。
どういったテキスト・教材が良いかは、個人の好みもあるので何ともいえませんが、やはり色分けしたりイラストを多く使っているものの方が記憶には残りやすいですよね。

産業心理カウンセラー講座は、白黒テキストで長文メイン、イラストも挿絵程度で内容とあまりリンクしていないので、少し見づらいかな、とは感じました。
マーキングや書き込み派の方には、これはこれで良いのかもしれませんが。

あと、せっかく動画教材があるのなら、DVDだけでなくオンラインでも見られると良いなと思います。
最近開講した講座を見ると、WEB上(受講生ページ)から動画視聴できるものが多いようですので、ひょっとしたら今後はそちらが主流になるのかもしれません。

ちなみに、同時に申し込んだ「キャリアカウンセラー養成講座」の方は、テキストもフルカラーですごく見やすくまとめられていて、動画教材もWEBで視聴できるなど、教材内容で比較すると全体的に好印象でした。

各講座の教材がどのようなものかは、キャリカレ公式ホームページや資料請求などで確認することができますので、申し込む前に一度確認しておくと良いでしょう。

資格試験の詳細については、今後の学習経過と共に後日アップしたいと思います。

目標期間内の試験合格を目指して頑張ります!

コメント